OrangevilleCaseStudy-Hero@2x.jpeg

風力

蓄電


New York

94 megawatts

ケーススタディ

Orangeville Wind and Storage

経緯
Orangeville は、発電規模 94 メガワットの風力発電所としてスタートし、2014 年に本格的に操業を開始しました。この施設だけをとっても、米国ニューヨーク州におけるクリーン エネルギーへの転換の重要な一歩であると同時に、Invenergy にとっても同州におけるクリーン エネルギー開発のポートフォリオにまた新たな成功事例となるプロジェクトとなりました。さらに 2021 年には、Invenergy の蓄電の専門技術を生かして、この施設に隣接する容量 20 メガワットのエネルギー貯蔵施設を建設しました。これにより、ニューヨーク州が掲げる「2030 年までに電力の 70% を再生可能エネルギーで発電し、総容量 6,000 メガワットのエネルギー貯蔵施設を建設し、2040 年までにゼロエミッション電力供給を 100% にする」という目標の達成にさらに近づきました。1
特徴
Orangeville は、最先端のリチウムイオン電池技術と既存の風力エネルギー プロジェクトを組み合わせることで、拡大するエネルギー需要に応える Invenergy の技術力を象徴する事例です。
エネルギー貯蔵施設は、送電網が稼働しなくなった際の回復力において重要な役割を果たします。最も必要なときに状況に応じて、オンデマンドで電力を供給する事が可能です。また、安定した電圧、周波数を供給できることから、送電網の調整が可能となり使用者へ低価格で安定した電力供給が可能になります。Orangeville のような貯蔵施設は出力調整が可能であり、必要に応じて出力を自由に調整することで、送電網の需要に迅速かつ正確に対応できます。特にこうした機能がなければ送電網の停止を招きかねない、気象現象などの電力の安定供給を損なう事象が発生した場合に、需要と供給のバランスを取り安定を維持できます。
影響
この施設は、出力を即座に 20 メガワットまで上げられます。また、地方自治体や学校、地元の消防署へ、税金などの支払いを通じて、6 万ドルを超える貢献をしてきました。プロジェクトの技術力が高く評価され、Orangeville エネルギー貯蔵プロジェクトは、Energy Storage North America Innovation AwardEnergy Storage Association Outstanding Industry Achievement Award を受賞しました。
1 "Governor Hochul Announces New Framework to Achieve Nation-Leading Six Gigawatts of Energy Storage by 2030"、2022 12 28 日、ニューヨーク州

クリーンエネルギー

  • 風力発電
  • 太陽光発電
  • 蓄電技術
  • 洋上風力
  • 送電
  • クリーン水素
  • 浄水技術
  • 天然ガス発電

専門的知識・技術


© 2023 Invenergy

  • 個人情報

  • 利用規約

  • コンプライアンス