クリーンエネルギー
専門的知識・技術
プロジェクト
インべナジーサービシズ
パートナー
会社概要
ニュース
風力
Texas
300 megawatts
ケーススタディ
Santa Rita East Wind Farm
経緯
発電規模 300 メガワットを超える Santa Rita East Wind Farm の開発を成功させる鍵となったのは、地権者、コミュニティ、地元企業との強い絆でした。
Invenergy は開発するすべてのプロジェクトに責任あるアプローチで臨みますが、Santa Rita East の開発についても同様でした。開発プロセスに関して、Invenergy が生み出すクリーン エネルギーによる利益を享受するコミュニティの意見にも耳を傾けることを心掛けたのです。
Santa Rita East は、2018 年に本格的に操業を開始した Santa Rita Wind Farm の後継プロジェクトでした。コミュニティのニーズを理解し、地元の利害関係者と協力して Santa Rita Wind Farm を建設することに真摯に取り組んだおかげで、このプロジェクトは温かく迎えられました。Invenergy は、Santa Rita East との連携により、コミュニティのクリーン エネルギー インフラをさらに充実させることができます。
Santa Rita East の開発の一環として、Invenergy は Grupo Bimbo、Merck、Novartis とバーチャル PPA を締結し、合計 260 メガワットの供給により、各社のクリーン エネルギー目標の達成をサポートしています。
特徴
Santa Rita East は、その開発から建設、操業に至るまで、コミュニティ メンバー、地権者、企業、その他多くの人々との関係を深めることによって実現しました。Invenergy は、プロジェクトの開発にあたっては常に、施設の長期的な成功の実現を重視します。
「Invenergy の担当者とその家族は、これらのコミュニティに移住して、仕事をし、生活して、子供を学校に通わせることになります」と、Invenergy 北米開発担当副社長 Mick Baird は述べます。「Invenergy は、開発期間中、コミュニティ メンバーが 5 年後、10 年後、20 年後に当社の決定をどのように捉えるかを考え、その考えに基づいてやるべきことを決定します」
Santa Rita East の開発および建設期間中、Invenergy のチームは地元のお店やレストラン、ビジネスを積極的に利用するのに加え、周辺コミュニティとの交流を図りました。
当社の従業員は、Santa Rita East の建設期間全体を通じて、地主を交えてプロジェクトが進むように一丸となって取り組みました。そのために建設作業員の日々の作業を把握し、地権者の都合に合わせるようにしました。プロジェクト開発における Invenergy の指針となっている原則の 1 つは、地権者やコミュニティ メンバーをプロジェクトのパートナーとして捉えることです。そしてこの考え方は、当社が継続的に実績を上げ、世界各国のコミュニティにクリーン エネルギーを届ける上で不可欠な考え方となっています。
影響
Santa Rita East の完成を受け、Invenergy のテキサス州における資本投資の総額は、50 億ドルを超えました。税金や賃借料を通じた Santa Rita East から同州への貢献は、およそ 500 万ドルです。税金、賃借料、従業員の賃金と手当という形で Invenergy のクリーン エネルギー プロジェクトが生み出す金額は、州全体で年間約 3,000 万ドルに上ります。
また Santa Rita East チームは、近隣の学校への寄付を行い、地元の小企業の経営者との関係を深め、さらに地元の消防署が地域の地形に適した消防はしご車を購入する際には、購入資金を支援しました。Santa Rita East プロジェクトによる投資金のかなりの部分は、地域住民にとって特に重要な目的である、地域の学校に通う子供たちへの支援に直接充てられました。
Santa Rita East では、建設作業のピーク時には約 300 人を雇用し、施設の長期的な運用と管理は、14 人のフルタイム従業員が行っています。このプロジェクトは、12 万世帯分の消費電力を賄える電力を生み出しています。