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天然ガス 

送電


El Salvador

380 megawatts

ケーススタディ

Energia del Pacifico

経緯
Energía del Pacífico (EDP) Invenergy の最も意欲的なプロジェクトの 1 つであり、その建設は COVID-19 パンデミック真っ只中の 2020 年に開始されました。
EDPは、378 メガワットの複合サイクル発電プラント、浮体式貯蔵再ガス化設備 (FSRU)、海洋インフラストラクチャ (海底パイプラインを含む)、27 マイルの送電線からなる複合プロジェクトです。サプライチェーンの混乱、旅行規制、空港閉鎖、世界的に不安定な経済、そしてエルサルバドルの COVID-19 の感染対策や規制など、さまざまな困難に強いられた時期であったにもかかわらず、2022 10 月、この発電プラントの商業運転を開始しました。
特徴
EDP はエルサルバドルをクリーン エネルギー使用の将来に変革するための投資です。このプロジェクトによって、エルサルバドルのエネルギー需要の約 30% がクリーン エネルギーによって賄われる事になります。また、発電や他の用途のために天然ガスを取り入れ、この国のディーゼルや重油燃料による発電への依存度を軽減しています。
EDP は、エンジニアリングの点でいくつかの注目に値するイノベーションを実現しています。たとえば、EDP は永続的に係留された FSRU を使用する初のプロジェクトです。そのしくみとしては、超低温で冷却された液化天然ガスが FSRU で再ガス化されてから、海底パイプライン経由で陸上発電プラントに送られ、陸上発電プラントでは、この天然ガスで 19 個の内燃エンジンを駆動し、廃熱を 1 つの蒸気タービンに送ります。2 本ある 230 kV の送電線のうち、1 本は中央アメリカ電気相互接続システムに接続されており、この地域への送電網の信頼性を強化するとともに、エルサルバドルでの再生可能エネルギーの今後の可能性を広げています。
影響
EDP はエルサルバドルのエネルギー需要のほぼ 3 分の 1 に対応しているだけでなく、炭素排出量を年間で 60 万トン削減していることから、この国の気候目標の達成に役立つと期待されています。
このプロジェクトはエルサルバドルの雇用機会の創出と増大にも貢献しています。EDP の建設ピーク時には 2,000 人の労働者が雇用され、80 件のフルタイム雇用の機会が創り出されました。これは合計すると、エルサルバドルへの約 10 億ドルの投資に相当します。
そのうち少なくとも 1,000 万ドルが、買電契約によって経済活動および社会事業に投資され、さらに、毎年 50 万ドルがローカル コミュニティ活性化のために投資されることになっています。こうした資金はこれまで、学校やコミュニティ センターの建設や改装、道路の整備、新しい下水処理場の建設といった取り組みを支援するために使用されています。又、EDPはこ環境保護対策の一環として生態系の多様性をサポートするために、150 か所の人工岩礁の構築にも貢献しています。
Energia del Pacifico

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